FAST システム USBバックアップガイド
本ドキュメントでは、USBメモリを使用してシステム設定をバックアップする方法について詳しく説明します。これにより、プリンターの設定および重要なファイルを安全に保存できます。
📅 機能バージョン履歴:
- V1.3.2:USB設定バックアップ機能を追加
💾 設定バックアップ操作ガイド
USBメモリを使用してシステム設定をバックアップすることで、重要な設定やファイルを安全にアーカイブし、紛失のリスクを防ぎます。
バックアップ準備
USBメモリの要件
FAT32ファイルシステムにフォーマットされていること- 容量は
8GB以上が推奨 - USBメモリに十分な空き容量があることを確認
フォルダ作成
- USBメモリのルートディレクトリに以下の構造でフォルダを作成してください:
- 最初にUSBメモリのルートディレクトリに
printer_dataフォルダを作成 - 次に
printer_dataフォルダ内に3つのサブフォルダを作成:
printer_data/
├── config/
├── logs/
└── gcodes/
💡 操作ヒント:
- USBメモリのルートディレクトリ上で右クリック → 新規フォルダを作成し、名前を
printer_dataとするprinter_dataフォルダを開くconfig、logs、gcodesの3つのフォルダをそれぞれ新規作成
バックアップ実行手順
-
USBメモリを挿入
- 準備したUSBメモリをデバイスのUSBポートに挿入
- システムが自動で認識し、バックアッププロセスが始まります
-
自動バックアップ
- システム内部の対応するフォルダにあるすべてのファイルが
- USBメモリ内の
printer_dataフォルダに含まれる3つのサブフォルダに自動でコピーされます
-
完了確認
- バックアップ終了後、USBメモリを安全に取り外してください
- コンピュータでUSBメモリ内のファイルを確認し、バックアップが成功したかチェック
⚠️ 重要な注意事項
- USBメモリ内のフォルダに同名のファイルが存在する場合、上書きされます
- 空のUSBメモリを使用するか、上書き可能なファイルがあることを確認すること
- バックアップ中はUSBメモリを抜去しないでください。データが破損する可能性があります
- 定期的なバックアップにより、データ損失のリスクを最小限に抑えることができます
バックアップ内容の説明
| バックアップフォルダ | 内容 | 重要度 |
|---|---|---|
| config | プリンタ設定ファイル、マクロ定義 | ★★★★★ |
| logs | システムログ、印刷記録 | ★★★★★ |
| gcodes | 印刷ファイル、スライスデータ | ★★★☆☆ |
💡 バックアップ推奨事項: 重要な設定変更のたびにバックアップを実行し、定期的にバックアップファイルを他の安全な場所に保存することをおすすめします。
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