ツールボードよくある質問
🌀 ファン制御に関する問題
電圧選択と配線
- 電圧制御方式:ファンインターフェースは、負極(GND)のオン/オフを制御することでスイッチング制御を実現します。
- デュアルファンインターフェース:ボード上に2つのファンインターフェースがありますが、ジャンパーキャップで一つの電圧のみを統一して選択できます。
- 24Vモード:24Vファンに適しています。
- 12Vモード:12Vファンに適しています。
- 5Vモード:5Vファンに適しています。
特殊な配線ケース
- 24Vモードを選択したが、5Vファンを使用する場合:
- ファンの正極をツールボードの5V電源インターフェースに接続します。
- ファンの負極は、ファンインターフェースのGND端子に接続したままにします。
- ツールボードは、元のインターフェースを通じてファンのオン/オフを制御できます。
PWMファン制御
- 使用可能なPWMピン:GPIO24、GPIO26 はPWM制御をサポートしています。
- 重要な注意事項:
- PWMファンのGNDは、必ずツールボードのGNDに直接接続してください。
- ファンインターフェースやヒーターインターフェースのGNDをPWMファンの回路として使用するのは禁止です。
🎯 リミットスイッチ設定
使用可能なリミットインターフェース
| ピン | 機能タイプ | 特記事項 |
|---|---|---|
| GPIO20 | 高電圧リミットポート | 通常のリミットとして使用するにはジャンパーキャップをショートする必要があります |
| GPIO16 | 汎用リミットポート | 特別な要件はありません |
| GPIO22 | 汎用リミットポート | 特別な要件はありません |
設定ファイル例
# リミットスイッチ設定(^ 記号の使用に注意)
[stepper_z]
endstop_pin: ^!SHT36:gpio16 # GPIO16をリミットとして使用
# または
endstop_pin: ^!SHT36:gpio20 # GPIO20をリミットとして使用(ジャンパーをショートする必要あり)
設定のポイント
- 必須記号:設定にはプルアップを表す
^記号を含める必要があります。 - 命名規則:実際のツールボード名に合わせて調整してください(例ではSHT36)。
- 高電圧リミット:GPIO20を使用する場合、近接スイッチを使用するときはジャンパーキャップを接続してはいけません!
⚠️ 重要な注意事項
- ハードウェア接続を変更する前は、必ず電源を切ってください。
- 設定を変更した後は、Klipperを再起動して有効にしてください。
- 異常が発生した場合は、まずジャンパーキャップの設定が正しいか確認してください。
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